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伝伝虫通信バックナンバー 通巻20号
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新年の挨拶

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あけましておめでとうございます。昨年は会員の皆さんのお陰で多くの支援活動を成功させることが出来ました。「地方の小さな団体で助成金に頼らず独自の資金で、これほどまでの実績を出すことが出来るのか」と大きな評価と賞賛を頂きました。

ミャンマー、カンボジアでの学校建設で一万人を超える子どもたちが勉強できるようになりました。井戸の建設では約十三万人もの人々が安全な飲み水を確保できるようになりました。モンゴル、タイ、ミャンマー、カンボジアの親から見離された孤児やハンセン病で苦しむ二千名近くの命を支えています。ミャンマー、カンボジアでは地雷被害、ハンセン病声後遺症などで障害を抱えた人々がミシン学校で懸命に自立のために学んでいます。日本国の多くの子どもたちが「命」「親に対する感謝」」「一生懸命に生きることの大切さ」に気づき理解してくれました。

本来ならば、支えてくれる会員の皆さんなど、一人一人に感謝の心をお届けしたいと願っていますが、残念ながら支えてくれた五千名近くの皆さんにお会いし、感謝の気持ちをお届けすることはできません。アジアチャイルドサポートの事務局が出来ることは、しっかりとアジア各地での支援事業を行い多くの方々を支える実績を確実に積み重ねていくことが、感謝の心を表すことになると確信しております。これからも今日を生きることさえ困難な人々を一人でも多く支えて行きます。命の尊さを日本の子どもたちに伝えて行きます。今年も昨年同様変わらぬご支援を賜りますよう、心からお願い致します。

(代表理事 池間 哲郎)

新人スタッフ挨拶

新年明けましておめでとうございます。去年の10月よりACS事務局に入社させていただきました親川と申します。おもにサポーター管理の仕事に携わらせて頂いております。宜しくお願いします。

私が面接を受けた理由は、以前勤めていた会社の社長に就職の相談をしたのがきっかけになります。社長は以前からアジアチャイルドサポートの活動を知っていたらしく、「親川が本当にやる気があるなら、俺が推薦状を書いてやる!」と言ってくれたのがきっかけです。正直私は、面接を受けるまでアジアチャイルドサポートの事などまったくと言っていいほど知りませんでした。面接で専務と課長からACSの活動内容を聞き、最後に「懸命に生きる子どもたち」という本を頂きました。帰宅しその本を読んでみました。とても分かりやすく、写真と一緒にアジアの現状が書かれていて、涙がこみ上げてき、そして、私もどうにか力になりたいと強く感じました。

私にも一人息子がいますが、ここで勤める事で彼もかなり成長したように感じます。私が以前面接の時に頂いた「懸命に生きる子どもたち」を読み聞かせてみた所、まだ6歳の息子が涙を浮かべて「お母さん・・・ありがとう。」って言ってくれました。それからというもの食事の時になると、「手伝いいたなぁ~!」と自分から言ってくれたり「いただきます。」「ごちそうさまでした。」という当たり前の言葉が自然に出てきている事に気づきました。そして前より私にベッタリ甘えてくるんです。「どうしたの?」と聞くと「お母さんと、お父さんが毎日一緒にいてくれるからうれしい(笑)」

ACSに勤めて、まだ数ヶ月しかたっていませんが、前職の社長が私に進めてくれた理由が今やっと分かってきたような気がします。井戸が完成した時や、学校が完成した時の子どもたちの笑顔を写真で見た時、どの国の子どもたちも笑顔は一緒で素直で純粋な目をしていて私も幸せな気分になりました。

これからも、アジアチャイルドサポートの理念と同様、アジアの人々からたくさんの事を学び、日本の青少年健全育成運動がどんどん広がるよう、私も仕事に取り組んでまいります。

(事務局 親川)

新人スタッフ挨拶

新年あけましておめでとうございます。去年の10月より入社いたしました。安田と申します。主に、井戸とパネルの管理をしております。

ACS事務局に入社する前は、専門学校へ通っていました。学校の行事で、代表の講演を聞いたのが、ACSの活動を知るきっかけとなりました。代表の講演を聞いて、自分がいかに恵まれているかを感じると同時に、自分の無知さをとても反省いたしました。そして、なに不自由なく生活をしている事や、親への感謝の気持ちなどを“当たり前”だと思わず、どんなに小さなことでも感謝しようと思いました。今まで、「ありがどう」なんて恥ずかしくて言えなかった私ですが、親や家族、友達に対して、素直に気持ちを表現できるようになった気がします。また、アジアの子どもたちに私も何か出来ないだろうかと考えたとき、まずは世界の現状を知ることから始めないといけない、そしてそれを、出来るだけたくさんの人に知ってもらいたいと思い、ACSの面接を受けました。入社後は、自立することの大切さ、人の温かさや優しさ、仕事の大変さなど、たくさんの事を感じ、学んでいきす。

まだ入社したばかりで、わからない事がたくさんありますが、ご支援下さる皆様にしっかりとした対応が出来るよう、頑張っていきたいと思っております。ご指導、ご鞭撻をお願い申し上げると共に、新しい年も皆様方のご多幸をお祈りし、これを新年のあいさつとさせていただきます。

(事務局 安田)