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伝伝虫通信バックナンバー 通巻28号
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サポーター紹介その①

沖縄市あげだ児童館 命に繋がる井戸に子どもたち感激
● あげだ児童館から贈られた井戸。子どもたちも大喜びですあげだ児童館から贈られた井戸。子どもたちも大喜びです

アルミ缶でいっぱいになったゴミ袋、せっせとトラックに乗せる。自分の体よりも大きな袋を持ち上げる子もいます。沖縄市のあげだ児童館でよく見られる光景です。

あげだ児童館の子どもたちや地域の皆さんが空き缶を収集して積み立てた資金で、ミャンマーに小型井戸が設置されています。2005年から取り組みを開始。今ではミャンマーに2基設置されており、3基目を建設中、現在では4基目に向けて空き缶収集を継続しています。そんな子どもたちからは「もっと井戸を造って、汚い水を飲んでいる人たちを助けたい。」「自分たちが集めたアルミ缶が、こうゆうふうに役立つからうれしい。」「水を大切にしたい。」など嬉しい言葉がでてきました。

横田館長は「アルミ缶回収活動を通して、‘当たり前にある今の生活環境’に私達大人も含めて、少しでも感謝していきたい」と話していました。

ミャンマーの子どもたちも、あげだ児童館のやさしい気持ちを知って「日本のことが好きになった」「もっと知りたい」との言葉をいただいています。あげだ児童館の日々の努力は日本とミャンマーの架け橋となり、国際貢献の役割を担っています。

サポーター紹介その②

株式会社丸三 ミャンマーへ小学校建設

丸三ランドリーとして沖縄県民に大変親しまれている株式会社丸三。「犯罪の多いこの世の中で、子どもたちに夢と希望を与えるのは教育が大事だ」という熱い想いで、平成18年から4年間に渡り、沖縄県内の約90店舗に募金箱と伝伝虫通信を置いて頂いています。そのご協力のおかげで今年6月にミャンマーへ小学校建設が決定、10月には完成する予定です。建設地域は、2008年のサイクロンで最も被害を受けた、エーヤワディ管区のニャウンドン地区アシュエ・ウエダウ村。約250名の子どもたちが入学を楽しみにしています。

● 地方の村は自らの手で学校を建設しなければなりません

学童年齢の8割が住んでいる農村地域だは、小学校の数が不足しています。政府は財政状況が厳しいために、校舎を建設することが難しく、地方の村は自らの力で学校を建設しなければならないのです。日々の食べ物だけでも精一杯の村人たちは、学校を造ってあげたくとも出来ないのです。この小学校が完成し、子どもたちがしっかりとした教育を受けられるようになれば、夢と希望を持つ事ができ、それぞれの目標に向かって勉強していく事が出来ます。

ミャンマーの学校

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